ファイナルファンタジーシリーズのモルボル

初代FFのマインドフレイアやFFIIのクァールと並ぶ、初期のFFシリーズにおける「出会ったら即逃げ」モンスターの代表格とされる。

 

初出はFFIIFFIV以降のシリーズではほとんどの作品に登場しているが、いずれも通常攻撃に付加されている状態異常の数々や「臭い息」が印象的。戦闘開始して間もなく、動きを封じられて何もできずに全滅させられることもあり、恐れられた。

 

特に FF11 のラストダンジョン近くで遭遇するモルボルグレートは、通常攻撃が痛いだけでなく追加効果で6種類の状態異常が付いてくることもあり、魔法抵抗力が低いうちは遭遇→無力化→全滅確定という脅威のモンスターだった。

この状態異常のオンパレードとも言える凶悪さは、FFIV以降での有名な特殊攻撃「臭い息」に受け継がれた。

 

なお、FFTを始めとするイヴァリースアライアンスにおいて、「キャロット」という名のモルボルが毎回作中に登場するが、モルボル族のNMに女性名がついているのはこれが元ネタかもしれない。

 

ちなみに、モルボル族の個体の一つ、オチュー(Ochu)は過去シリーズでは別の種類のモンスターであった(FF一作目から登場)。しかし、例外的にFFXIではモルボルにされている。もっとも、元々特徴といい姿といい似たもの同士であり、同一視していたプレイヤーも多いのではないだろうか。

後にアルタナの神兵で、過去シリーズのオチューに似た姿をもつラフレシア族のモンスターが追加された。

 

 

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